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山の食「おすくに」

おすくにのこだわり

『月夜見山荘』でのご滞在、『おすくに』でのお食事を通し、南アルプスの懐の厳しい自然と恵みの中で育まれた山の暮らしの豊かさを、皆様と分かち合いたいと考えています。

在来種の蕎麦

土地土地で古くから作られてきた在来種の蕎麦を使っています。収穫量や作り易さを考えて品種改良されたブランドが広まる中、優良栽培品種とは違った独自の風味や個性が貴重になっています。種類も栽培面積も減ってはいますが、人々が自給できる限られた環境の中で大切にしてきた味わいをお届けします。

この地の在来種の栽培は途絶えていますが、早川と周辺地域に残る在来の種も探しています。

在来種の蕎麦に関するメニュー  →他のメニューはこちら
  • 焼畑そば試食会&早川在来の雑穀弁当作り
    2025年1月17日 に 2:00 PM に

    本日は奈良田集落に出張。 民謡他、奈良田の伝統文化の保存継承に努めるグループ「白樺会」の新年互礼会にお邪魔して、先週水車小屋で碾いた蕎麦を打たせてもらいました。   合わせて、焼畑他で栽培した早川在来の雑穀類もご提供いただき、お弁当もご提供。 町内産のそば、たかきび、もちあわ、うるちあわ、うるちきび、エゴマを使って料理をする機会なんてそうそうないので、私たちもいろいろと学びながら楽しく料理させてもらいました。 作った雑穀料理は、高黍と猪肉のミートローフ、島根芋の高黍餡、ヒエと干し椎茸の天ぷら、粟飯、蕎麦味噌、冬菜の荏胡麻和えなど。   貴重な機会をいただいた奈良田の皆様、本当にありがとうございました。                

  • 焼畑で栽培した蕎麦を水車小屋で碾く!
    2025年1月7日 に 10:30 AM に

    本日は、当店と川を挟んで対岸にある早川集落の水車小屋をお借りして、蕎麦の製粉作業。 今回製粉したのは、なんと!奈良田集落に住む友人が焼畑で栽培した蕎麦!!早川町内産の蕎麦も見かけることがほとんどない昨今、町内産かつ焼畑での栽培となるとさらにレアな代物です。   ここでの粉碾きも数回目で、みなさん慣れたもの。水車が回る音、石臼がゴロゴロと回る音、石臼の間から出てくる蕎麦粉。いい雰囲気です。   来週、この粉で蕎麦を打ち奈良田集落のみなさんに振る舞うという大役を、昨年に引き続き仰せつかりました。どんな蕎麦になるのか、そして集落の方々からどんな反応があるのか、今からドキドキです。 山を切り開き畑にするところから始まり、信じられないぐらいの重労働に重労働を重ね大切に栽培された蕎麦。いつも以上に気持ちを込めて打ちたいと思います。

  • 天然キノコそばを仕込みました。
    2024年11月13日 に 1:30 PM に

    さてさて、いよいよ今週からみなさんお待ちかねの温かい蕎麦がスタートいたします!今日は朝からその準備。   ナラタケ、ハナイグチ、ムキタケ、アミタケ、ウスヒラタケ、チチタケなど、今シーズン採りためてきた天然キノコの水煮をミックスして味付け。とろみのあるこの具を、かけそばの上にたっぷりとかけます。     数量限定での販売ですので、ご興味のある方はお早めに!その他、かけそば、鹿そば、アマゴそば、鳥田舎そば、山家そばも一緒にスタートいたします。

  • 新蕎麦になりました。
    2023年12月7日 に 5:19 AM に

    ようやく新蕎麦になりました。 色が綺麗ですねー。 味も香りも若々しい。 はやかわ割子も本日より冬バージョン。   そして季節のご飯は、おけじゃ飯(黒豆の炊き込みご飯)。 黒豆の香りがたまりません。 冬支度をした おすくに にぜひご来店ください。

  • 焼畑の蕎麦
    2023年11月20日 に 1:00 PM に

    昭和30年ぐらいまで焼畑をしていた早川町の奈良田集落。本日は、奈良田に移り住み焼畑の復活に取り組む上原さんが育てた、焼畑蕎麦の刈り取り作業をお手伝い。 写真ではなかなか伝わりませんが、立っているのもやっとなかなりの急傾斜。木々で覆われていたこの場所を切り拓き、畑にした上原さんに脱帽です。   こんなこんな赤い実もあったりして、なかなか面白い。   刈り取った蕎麦は、干しやすいよう大きさに束ね、藁で縛っていきます。   刈り取った蕎麦を焼畑から下ろし、最後は公民館の駐車場に干しました。   上原さんは、年明けの集落の行事で、この蕎麦を振る舞いたいと考えているとのこと。焼畑で育てた蕎麦は、一体どんな味がするんでしょう。今から楽しみです。

 

はやかわ割子

三段重ねの割子(わりこ)に入った蕎麦と具入りの小皿が3つ。具はその季節にお勧めしたい山川畑の食材を、早川の食卓で好まれてきたやり方で蕎麦と相性良く調理しました。一人前で3つの蕎麦の味わいが楽しめます。

割子は島根県の出雲地方を中心に食べられている郷土蕎麦で、この地域で一般的なものではありませんが、複数の味を楽しんでいただく手法としてお借りし、山の季節感と地域の食文化を表現してみました。

 

はやかわ割子に関するメニュー  →他のメニューはこちら
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山の豊かさを味わうツマミ

店主の山歩きの産物、また釣りや罠猟の成果が、その時々のおつまみになります。

山菜、キノコ、果実や木の実、渓流魚やジビエ…。どれもお金では買えない自然からの贈り物。素材の生かし方や地酒との相性を考え、お客様の表情を思い描きながらのおつまみづくりは、山の豊かさを実感する最高の時間です。

山の豊かさを味わうツマミに関するメニュー  →他のメニューはこちら
  • 冬の保存食、柚餅子の作り方と楽しみ方
    2024年1月8日 に 8:30 AM に

    新春、いかがお過ごしですか? 月夜見山荘/おすくには10日(水)まで年始休暇をいただいていますが、慌ただしく寒期の干し物作りにいそしんでおりまーす。 今日は柚餅子(ゆべし) 柚子の実の中に絞った果汁と味噌、好みの木の実などを詰め、蒸して干し上げた保存食です。お茶うけ、酒の肴、お茶漬けの具などに重宝する冬の食卓のお楽しみ〜 今年は成人式に帰省した娘がお手伝いをかって出てくれて一緒に作業。『昔の人はどうしてこんなもの考え出せたんだろーね』『作り方覚えられてよかったー!来年も作りたい!』とすごく興味深気にやってくれた。そんな娘を横目に、母も嬉しくて大満足な新年のスタートです! おすくにのメニューにも登場いたしますので、続報をお楽しみに〜〜

  • アナグマのすき焼き
    2023年3月6日 に 2:30 PM に

    人によるとは思いますが、アナグマは獣肉の中で一番美味しいとも言われるお肉。 今日は定休日ですが友人が遊びに来てくれたので、少し前に知り合いの猟師さんからいただいて保存していたアナグマを試食してみることに。作ったのはすき焼き!一回戦は、脂の乗った前足で。   2回戦は、これまた美味しいとされる内臓にチャレンジ。(左上から時計回りに、胃袋と腸、レバー、ハツ) 肉は脂が甘くて美味しいですねー。ハツや胃袋はコリコリ、レバーは脂が乗っていてねっとり、これまた美味!あっという間に完食。こりゃ一番美味しいと言われるのも納得の味ですね。ご馳走様でした。明日は残った汁にうどんを入れて食べようっと。

  • イワナの骨酒
    2021年9月29日 に 10:30 AM に

    昨日釣ったイワナを持ち帰り、塩焼きにはちょっと小さいイワナを焼き枯らして骨酒に。 う〜ん、旨い!   来シーズンはこれをメニューに加えたい!練習!実験!味見!と言い聞かせ飲酒に励む夜。   なんて幸せな夜なんだろう。田舎暮らしの特権かな。  

  • ゆべし
    2021年2月13日 に 7:30 AM に

    柚子の中身をくり抜き、そこに味噌やゴマ、くるみなどを混ぜたものを詰め、蒸したあと紙に包み日陰で半月ほど干します。結構手間のかかる料理ですが、蒸して干す間に柚子の「香り」と、ゴマやくるみの「コク」、味噌の「塩気」が馴染んで絶妙なハーモニー。そのままスライスしてお茶請けやお酒のアテに、またご飯にのせてお茶漬けにしても最高。お店では、スライスしたものにクリームチーズを添えてご提供しています。コース料理の前菜、または夜のおつまみメニューでご提供していますが、ランチタイムでも混雑時でなければご提供可能ですので、ご興味のある方は一声お掛けください。なお数量限定ですので、なくなった場合はあしからず。  

  • 稚鮎のコンフィ
    2020年6月30日 に 2:00 AM に

    稚鮎が出回る季節になりました。この季節、どうしても作りたくなるのがコンフィ。   稚鮎をニンニク、タカノツメなどと一緒に油でじっくり煮るだけの簡単な料理ですが、ある程度保存も効くし、長く鮎を楽しめるいい料理だと思います。   コンフィはフランスの料理ですが、鮎のほろ苦さに日本酒が欲しくなりますね。   写真は作り途中ですが、お店ではオイルをきって少し炙ってからお出しします。  


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